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ジュズネノタツナミソウ(数珠根の立浪草)

  スクテラリア・モニリオリザ 

Scutellaria moniliorhiza

シソ科タツナミソウ属

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ジュズネノタツナミソウ(数珠根の立浪草)あるいはジュズネタツナミソウという名で流通しているスクテラリアで、ジュズネ(数珠根)という名前の由来は、一番下の写真のように根が数珠状に膨らんでいるからです。
 
名前からして日本に分布する植物のように勘違いしてしまいますが、我が国には自生していません。情報が少ないスクテラリアですが、以前は学名も知られていませんでした。
いろいろ調べてみますと、中国を含む東アジア、極東ロシアの明るい森の中や岩石地に咲いているようです。
 
花穂を立てるタイプではなく、葉腋から長さ3cmほどのスマートなブルーの美しい花を一花を咲かせます。
下唇弁の中央には鹿の子模様が入っています。
ナミキソウ(Scutellaria strigillosa)のように、暑くなったこの時期でも、ポツポツと花をつけ続けます。
明るい緑色の薄い小さな葉には緩い鋸歯があります。茎は這うことなくまっすぐに直立し、茎の上部で枝分かれします。
 
種小名モニリオリザは「数珠の(monile)」と「根にある(rhizo)」の造語で、根に数珠があることを指しています。
 

 

 


 
ブログ初出:2006/7
春〜秋
花色:紫 

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