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スクテラリア・サキサチリス

Scutellaria saxatilis

シソ科タツナミソウ属

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スクテラリア・サキサチリスは米国東部、ペンシルバニア州から南へアラバマ州やジョージア州、ニュージャージー州から西へインディアナ州やアーカンソー州にかけての山地の森林の林床や丘陵の斜面、河に面する湿った岩床や岩壁に自生しています。
最近では湿った林床がなくなってきて数を減らし、州によっては絶滅危惧種に指定されています。
 
背丈は10〜20cmですが、40〜50cmになるという情報もあります。
長さ0.5〜2cmの葉は、タツナミソウ(Schtellaria indica)と同じ緩い鋸歯のある卵型あるいは心型をしています。
葉の長さほどの長い葉柄を持ち、茎から離れて両方に張り出しています。
茎は赤紫をし、非常に細くて短い毛がはえています。
葉は濃い緑色で、短い毛がまばらに生えています。葉裏も茎同様紫色をしています。
株が小さいせいか、花も小さく、長さ1cmあるかないかです。
濃い赤紫色で、タツナミソウ(Schtellaria indica)のように下唇に鹿子模様があります。
茎の頭頂に花序をつけるタイプではなく、葉腋に次々と花をつけていきます。
花が咲くのは6月と8月だそうです。
 
英名は rock skullcap, smooth rock skullcapで、岩盤,岩壁のタツナミソウです。
種小名のサキサティスは「岩の上に生じる、岩の間に生える」という意味で、英名同様、自生環境をあらわしています。
 
 

 

 


 
ブログ初出:2015/8

花色:紫

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