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エゾナミキソウ(蝦夷浪来草)

  スクテラリア・エゾエンシス

Scutellaria yezoensis

シソ科タツナミソウ属

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北海道やロシア極東部、朝鮮半島に分布しています。
ナミキソウの亜種(Scutellaria strigillosa var. yezoensis)と考えられたこともありますが、今日では独立種の扱いです。
 
花はナミキソウと変わりませんが、背が高く、葉の先きがとがっている点が違っています。
またナミキソウは葉や茎に軟毛がありますが、エゾナミキソウは茎の稜にだけ上向きの短毛があるという相違点もあります。
 
このエゾナミキソウは旭川植物園で8月の終わりごろ咲いているのを見つけました。
 ナミキソウと違って地を這うことはなく、分枝しながら上に伸び、高さは
50センチを超えます。1mを超えることもあり、タツナミソウでは一番の背高のっぽです。
 
1921年工藤 祐舜(くどう ゆう・しゅん:1887- 1932)さんが公表しています。工藤さんは東北帝国大学農科大学(のち北海道帝国大学)で北方の植物を研究し、後にアメリカ留学から帰国後、台北帝国大学理農学部教授、台北植物園長を務めました。
 

 

 


 
HP初出:2003/8

花色:紫

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