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Aconitum loczyanum
キンポウゲ科トリカブト属
レイジンソウ(伶人草)
アコニツム・ロクジアヌム
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レイジンソウは花の形が雅楽を演奏する官吏(伶人)がかぶる冠に見立てたと言われています。トリカブトと同じくかぶり物に因む名前です。
初め麗人だと思っていたので、どんな花だろうかと期待したのですが、その割に地味でした。名前の由来を後で知り、納得しました。
レイジンソウも、トリカブトと同じように全草に毒を持ちます。
日本はトリカブト属の自生種が多いようで、約30種あると言われています。
花の形は花弁と思っている部分は全て萼で、上の方に立ち上がる兜状の頂萼片の中に花弁が隠れています。
下の写真に雄しべが写っていますが、雄しべと雌しべは花茎につながる側萼片の中にあり、花弁と離れた所にあります。離れてとはいうものの、花弁の付け根であることには間違いありません。
属名はトリカブトの一品種をさすラテン語かギリシャ語の古語のakónitonに由来すると言われています。地名に関係しているという説もあります。
種小名はこの植物を採集した、多分ハンガリー人の、ロッジー(Roczy)さんに由来しますが、詳細はわかりません。
ブログ初出:2007/10
秋
花色:白
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