top of page
alpicolaLogo1-2.jpg

Aconitum loczyanum
キンポウゲ科トリカブト属

レイジンソウ(伶人草)

 アコニツム・ロクジアヌム

画像をクリックすると大きくなります

aconitumLoczyanum1.jpg
aconitumLoczyanum2.jpg
arrow.png

​戻る

レイジンソウは花の形が雅楽を演奏する官吏(伶人)がかぶる冠に見立てたと言われています。トリカブトと同じくかぶり物に因む名前です。

初め麗人だと思っていたので、どんな花だろうかと期待したのですが、その割に地味でした。名前の由来を後で知り、納得しました。

レイジンソウも、トリカブトと同じように全草に毒を持ちます。
日本はトリカブト属の自生種が多いようで、約30種あると言われています。
花の形は花弁と思っている部分は全て萼で、上の方に立ち上がる兜状の頂萼片の中に花弁が隠れています。

下の写真に雄しべが写っていますが、雄しべと雌しべは花茎につながる側萼片の中にあり、花弁と離れた所にあります。離れてとはいうものの、花弁の付け根であることには間違いありません。
 
属名はトリカブトの一品種をさすラテン語かギリシャ語の古語のakónitonに由来すると言われています。地名に関係しているという説もあります。 
種小名はこの植物を採集した、多分ハンガリー人の、ロッジー(Roczy)さんに由来しますが、詳細はわかりません。
 
 
ブログ初出:2007/10

花色:白 

arrow.png

​戻る

arrow.png

​戻る

bottom of page