
シシリンキウム・ハロフィルム
Sisyrinchium halophilum
アヤメ科シシリンキウム属
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シシリンキウム属は主に北米に自生する100種を越える大きな属です。
この種子は、NARGS(North America Rock Garden Society)の種子交換で手に入れましたが、ネバダ州 (Nevada)のワショー(Washoe)郡ワショーレーク(WashoeLake)の海抜1219mの山地で採取された野生種のようです。
シシリンキウム・ハロフィルムはネバダ州グレートベースン(Great Basin)やカリフォルニア州東部のモハーヴェ砂漠( Mojave Desert)の海抜1100〜2600 mの乾燥地帯ではよく見かける根茎を持つ多年草だそうで、牧草地、泉のそばなどに、時にはアルカリ質の湿地で生育します。
シシリンキウム・ハロフィルムは根茎を持ち、草丈は10〜30cmほどの高さに叢生します。
剣状の「表(おもて)面」が無い単面葉で、葉縁や表面はツルツルで、毛も生えていません。
直径2cmほどの6枚の青紫色の花を1輪咲かせ、散った後苞葉から次の蕾が出てきます。
幅が狭いのが内花被で、長さも外花被より短いことで区別されています。
花被片の基部はひとつにまとまり、鮮やかな黄色をしています。花被片は完全に平開しないようです。
花被片の先は尖っているか切れ込みが入ります。
ニワゼキショウ同様、花被片には濃い紫の筋が入りますが、裏側は緑がかった薄青で筋は入りません。
一番下の写真は果実と蕾が一緒に写っていますが、果実はこの様な直径5mmほどの球形をした蒴果です。
英名はNevada blue-eyed grass
異学名はSisyrinchium leptocaulon
属名のシシリンキウムは近縁のアヤメ(アイリス)のある種の古代ギリシャ名に由来するそうです。
種小名ハロフィルムはハロ(halo:香りのする、芳しい)とフィルム(philum:繊維状の)からのラテン語の造語で、どの様な特徴を指すのか分かりませんが、シシリンキウム属の中では香りがするのでしょう。
ブログ初出:2018/4
春
花色:青
