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スクテラリア・アルビダ・ベレノフスキイィ

Scutellaria albida subsp. velenovskyi

シソ科タツナミソウ属

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上記以外のユリ科の仲間

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スクテラリア・アルビダ・ベレノフスキイィは主にバルカン半島からトルコに至る、スロバキア、ポーランド、ウクライナ、ルーマニアにまたがるカルパティア山脈(Carpathian Mountains)の乾燥した牧草地に自生しています。
 
背丈が30〜60cmで、全草がはっきりとした白い腺毛で覆われています。
葉は対生して付き、その葉腋に花をつけます。茎を挟んで花は2個ずつ、茎に対しておおよそ60°の角度で同じ方向を向いて咲きます。

花は蕾の時は白っぽい薄黄緑色で、開くにつれクリーム色に変わっていきます。
長さが2cm弱の二唇形をしており、上唇弁の下から黒っぽい雄しべが出ているので、花の先の方に黒い点があるように見えます。
下唇弁に赤紫の模様が入るものもあるようです。
 
葉色が明るい緑色をしているので、白い毛で覆われて、よりソフトな感じが強調されて似合っています。
葉は長さ3〜5cmの卵型から三角形をしていて、粗い鋸歯があります。葉裏は白い色をしています。
 
亜種名ベレノフスキイィはチェコ・プラハ大学の植物学教授のベレノフスキイー(Josef Velenovský:1858–1949) さんに因みます。菌類、シダ類、コケ類などの専門家で、化石などの調査も行っています。
 
基本種のスクテラリア・アルビダはブルガリア、ギリシャ、ルーマニアなどの南東ヨーロッパに分布する多年草で、海抜1700mまでの山地に自生します。

アルビダという種小名は「白っぽい、色白の」という意味で、乳白色の花の色を指しています。
 

 


 
 
ブログ初出:2015/6

花色:白  

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