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Viola albida
スミレ科スミレ属
ビオラ・アルビダ
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朝鮮半島のスミレというとケイジョウスミレが有名ですが、このスミレも、日本のスミレのような名まで貰っている朝鮮半島のスミレです。
朝鮮半島から中国東北部に分布しているそうです。
中国の植物サイトには、海抜300〜800mに垂直分布し、中国以外に朝鮮、日本にも分布するとありましたが、日本には似たスミレはなさそうです。
下弁と側弁にピンクがかかり、本当に可愛いスミレです。
葉は先の丸い長いハート型です。
韓国のサイトを調べているとViola albida for. takahashiiという複葉系のコマスミレが紹介されています。
韓国ではナンザンスミレやヒゴスミレはコマスミレの変種として扱われています。
和名がコマスミレとなっているのは、朝鮮の古代国家の高句麗(こうくり)を日本ではコマと呼んでいたので、高句麗の支配地域に分布したスミレという意味かも知れません。
種小名アルビダは「淡白色の」という意味のラテン語です。
ブログ初出:2007/4
春
花色:白
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