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Viola kitaibeliana

スミレ科スミレ属

ビオラ・キタイベリアナ

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ビオラ・キタイベリアナは有茎種の這性の一年性のスミレで、海岸近くの荒れ地や砂地に自生しています。
サンシキスミレと同じメラニウム類のスミレで、バンジーのような形の葉をしています。
ヨーロッパ西部の大西洋側、特にフランスの北部海岸とドーバー海峡を挟む英国南部のチャネル諸島やシリー諸島に分布しています。最近ではイタリアから東の西シリア、トルコ、東ウクライナに至る地域、北アフリカのアルジェリアやパレスチナなどの地中海側に広がっていると報告されています。
 
ヨーロッパの牧草地などに普通に見られるビオラ・アルベンシス(Viola arvensis:スミレ科スミレ属)とよく似ていますが、背丈は5cmほどのさらに小さいビオラです。

花の大きさは上弁から唇弁まで1cmほどです。有茎なので花茎を立てることもあり、その時でも10cmほどです。
寒冷地では1年を通して花をつけるようです。
 
種小名は19世紀のハンガリーの植物学者ポール・キタイベル(Pál Kitaibel:1757-1817)さんに因みます。
始めてこの学名を見たときに北イベリアの植物かと思いましたが・・・・
英名は Dwarf Pansy です。矮性のバンジーという意味ですが、異学名にも小さいという意味を持つ Viola nana や Viola minima というのがあります。
 

 

 


 
ブログ初出:2013/3

花色:白・黄色 

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