top of page
  • Black Instagram Icon
alpicolaLogo1-2.jpg

Viola riviniana

スミレ科スミレ属

ビオラ・リビニアナ

arrow.png

​戻る

画像をクリックすると大きくなります

Vriviniana1.jpg
Vriviniana2.jpg
Vriviniana3.jpg

ヨーロッパ(北はスエーデン南部、東はギリシャ、西はスペインまでイギリスを含む広い範囲)や北アフリカに分布し、林床や林際でかたまって咲いているようです。
英名はcommon dog violetで、日本と同様、植物に「犬」とつくと雑草でひとくくりにされてしまうようなヨーロッパでは最も普通のスミレといってもいいと思います。
 
黒葉スミレ(雅スミレ、紫式部などのいい加減な流通名があります)は、ビオラ・ラブラドリカ(Viola labradorica 'Purpurea' )ではなく、このビオラ・リビニアナの銅葉種(Viola riviniana 'Purpurea')がビオラ・ラブラドリカという名で誤って流通してしまっているということが海外の常識のようです。
 
リビニアナは背丈が最盛期に20cm、ラブラドリカは10cmほどで全体的に華奢です。
リビニアナはアイヌタチツボイスミレに近いグループで、グリーンランドに育つスミレであるはずのビオラ・ラブラドリカが夏の暑さをものともしないで花を咲かせたりしているのも納得できます。
ビオラ・リビニアナの葉は寒い時期はこのような銅葉になっています。
 
種小名リビニアナはドイツの 医師で植物学者のアウグストゥス・リビヌス(Augustus Quirinus Rivinus:1652–1723)さんに因んでつけられました。リビヌスさんはリンネの2分類法を確定させた人です。
 

 

 


ブログ初出:2010/3

花色:紫 

arrow.png

​戻る

Vriviniana4.jpg
Vriviniana5.jpg
arrow.png

​戻る

arrow.png

​戻る

​戻る

Copyright © Kiyoshi Nakazawa.2002-2020, All Rights Reserved.

bottom of page