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Viola sieheana

スミレ科スミレ属

ビオラ・シーヘアナ

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ギリシャから東の、東ヨーロッパから西アジアのシリアやイランにかけて分布し、海抜1900mまでの森林、林間の草地、亜高山草原、湿原などに自生しています。

3月から6月にかけて匍匐していた茎から垂直に15cmほどの花茎を出します。
蕾はクリーム色で、花は開いてしばらくすると淡青紫色の変わっていきます。側弁には毛が生えています。
花の大きさはタチツボスミレ(Viola grypoceras )より少し大きく、やや平べったく開きます。距はクリーム色で、縦に割れ目があります。
柱頭にも毛が生えています。

葉は毛がなく、すべすべで心形をしています。葉裏は薄紫色を帯び、裏側の葉脈は紫色をしていることがあります。
托葉は櫛の葉状に切れ込み、目立ちます。
地上茎は這うように横に伸びて広がります。

この種子は日本すみれ研究会から昨年手に入れたアゼルバイジャン(Azerbaijan)由来のものです。採り蒔きしてもその年に発芽せず、次の春に芽を出すといわれていますが、播いた年に発芽しました。

エゾノタチツボスミレ(Viola acuminata)に近縁とされ、似ているところが多いようです。

種小名はドイツ人の植物採集者のボォルター・シーヘ(Walter Siehe)さんに因みます。ビオラ・シーヘアナは、、スミレ(Viola mandshurica)の命名者であるドイツ人植物学者ベッカー(Wilhelm Becker:1874–1928)さんが1902年に命名しています。このスミレの標本をベッカーさんの元に送ったのがシーヘさんであろうと推測されます。シーヘさんは技術者であり実業家で、トルコ南部のキリキア(Cilicia)地方に住み、アダナ山やその近辺地域の植物を採集した方です。

 

 


 
ブログ初出:2020/3

花色:紫 

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