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Anemone multifida var. multifida

キンポウゲ科イチリンソウ属

アネモネ・ムルチフィダ

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アネモネ・ムルチフィダはアメリカ大陸を南北に分布するアネモネです。
それだけ暑さ寒さに適応力があり、丈夫なアネモネです。


白からクリーム色が本来の花の色ですが、花の色は種類を同定する決め手とされていません。園芸種には濃いピンクや赤いムルチフィダもあります。
花の大きさは2cmほど、背の高さは30〜50cmほどです。
蕾、花の裏側、花茎には白い絹毛がびっしり生えています。このような毛はギリシャ語のトリコム(trichome)と呼ばれ、日差しや虫から見を守るバリアと考えられていて、これだけ防御力を備えておれば、どこでも適応できるだろうと思えます。
 
南米に分布するものは、以前は硫黄色のアネモネ、アネモネ・マゲラニカ(Anemone magellanica)と別々に分類されており、北米(アラスカからカリフォルニア、東海岸)にはムルチフィダ、南米(アルゼンチンからチリ)にはマゲラニカが分布するとされていました。今日ではマゲラニカはムルチフィダ含まれています。

 

種小名ムルチフィダはラテン語由来で、「多数に裂した、多裂の」という意味です。どのような特徴を指しているのか不明です。
 

 

 


 ブログ初出:2008/5

 花色:白

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