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アネモネ・パルマタはスペインやポルトガルなどのヨーロッパ南西部の地中海沿岸の草原に咲いているといわれています。 硫黄色(sulphur:サルファー)と呼ばれている3cmほどのクリームイエローの花をつけますが、ネットで検索すると、やたらと黄色い花が出てきます。 でも一般に説明されているパルマタには鮮やかな黄色という解説に出くわしません。アネモネで鮮やかな黄色であれば、希な色なので話題になるはずです。でも取りざたされないのは落ち着いたクリーム色だからではないでしょうか。 多分としか言いようがないのですが、このようなおとなしい感じの花ではないかと思います。 薄い硫黄色の花だけではなく、白い花も咲かせることがあるようです。 花びら(萼)の裏側にはこのような紫色がついていて、裏側から光が当たっている時には、硫黄色の花びらの表側に紫色が出てきます。 種小名のパルマタは「手のような、掌状の」という意味で、葉の様子を指しています。葉っぱの色は濃いグリーンをしています。
ブログ初出:2011/5 春 花色:紫