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アネモネ・バージニアナは北米西部に広く自生しているのアネモネで、林の中の乾燥した傾斜地に生えているようです。 背丈は50cmを越えるほどですが、堅い茎の先に直径2〜2.5cmほどのグリーンがかった白い花を1輪つけます。 花びらの先や端の方が完全に開ききらないうちの花びらが落ちてしまうので、開ききらないのが普通なのかもしれません。 葉ばかりが大きく、それほど印象的な花をつけるアネモネではありませんが、真夏にも咲くことがありますので、夏咲きシュウメイギクという名で流通していることもあります。 最初に育てたときは花のしょぼくれた感じに「これなに?」と思ってしまいました。 花びら(萼)が直径2〜2.5cmほどですごく小さく、白ではなくグリーンをしていたからです。 開ききらないうちに花びらが落ちてしまい、1番下の写真のように丸坊主なります。 しかし毎年育てていると、花びらが開きかけた時にそのかわいさを見せてくれることに気がつきました。 グリーンの花びらから、筋の入った艶のある葯と長円状に集まった多数の雌しべの先をのぞかせます。 野性味あふれるアネモネです。 春咲きシュウメイギクという和名がついているアネモネは他にもありますが、その一つです。 種小名のバージニアナは原産地の米国バージニア州を指しています。 ブログ初出:2006/6