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Aquilegia alpina

キンポウゲ科オダマキ属

アクイレギア・アルピナ

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アクイレギア・アルピナは「高山の」という意味の種小名が示すようにヨーロッパアルプスでは海抜の低いところには咲いていないといわれています。
しかしスイス南西部からイタリア北西部にかけてのヨーロッパアルプスの亜高山の牧草地では珍しくなってきたそうです。フランスのマリティームアルプス(Maritime Alps:アルプス山脈の南西端、海よりのアルプス)では少しは目にすることができると言われています。
オダマキの中では最も美しいと称えられるもののひとつです。
 
石灰質の湿った土地を好み、明るい茂みの中や草原の傾斜地で咲いています。
葉は青みがかった緑で、草丈は15〜30cm。
花は春遅くに40〜60cmの花茎を立てて、濃紫紺一色の花を俯いて開きます。花の大きさは直径5cm、長さ4cmほどです。

太い距はまっすぐで先の方で内巻きになります。強く巻く個体もあります。
落ち着いた感じのオダマキですね。
 
自生地では珍しくなっているようですが、こぼれ種で増えるほど丈夫です。
ただ寿命は短く、タネをとろうとして莢を付けたままにしておくと、必ずといっていいほど夏に枯れてしまいます。
アルピナの園芸種は少ないのですが、「ブルーベリー('Blue Berry')」という品種があります。
 
種小名は1753年にリンネさんが命名しています。
英名はAlpaine columbine (アルプスオダマキ)です。
 
異学名はアクイレギア・モンタナ(Aquilegia montana)ですが、モンタナとは「山の、山地生の」という意味です。
 

ブログ初出:2003年4月

花期:春

​花色:紫

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