top of page
Aquilegia canadensis 'Corbett'
キンポウゲ科オダマキ属
アクイレギア・カナデンシス「コーベット」
画像をクリックすると大きくなります
アクイレギア・カナデンシスは北米に分布するオダマキで、花冠の先が黄色で、全体がオレンジ(スカーレット)色の花をうつむきにつけます。
オダマキは夏前に発芽したものしか花をつけないと言われ、普通はある程度の大きさになって寒さに当たらなければ、花芽ができないといわれています。
カナデンシスはその時期がないのではないかと思えるぐらい若い苗でも花をつけ、肥料を切らさなければ次々と蕾を上げてきます。
さてコーベットはアクイレギア・カナデンシスの黄花種で、米国メリーランド州コーベット町の廃線になったレール跡で二人の幼い兄弟、アンドリュー・クレメンスとラリー・クレメンスによって発見されました。兄弟の近所のモンクトン町近くのブルーモント・ナーセリーのリチャード・シモンさんが広く紹介したのです。そして発見場所に因んでコーベットという小さな町の名をつけたそうです。
全体から赤い色素が抜けてしまった突然変異種のようで、普通種のカナデンシスは濃い緑ですが、コルベットは葉も明るい緑です。
花は同じトーンの黄色ではなく、内側にある花弁の方が、それを覆っている顎よりもっと濃い黄色です。
ブログ初出:2009年5月
花期:春〜夏
花色:黄
戻る
戻る
戻る
bottom of page