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Paraquilegia microphylla

キンポウゲ科オダマキ属

パラクイレギア・ミクロフィラ

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パラクィレギアという学名は、 para(異なった)aquilegia(オダマキ)という意味を持っています。
パラクィレギア属はオダマキに近い種類ですが距がありません。ですから一見するとアネモネに似ていますが、種子の様子やでき方がオダマキに似ています。
パラクィレギア属は10種ほどが知られていますが、いずれもシベリアやチベット、中国雲南省の高山に分布しています。
 
パラクィレギア・ミクロフィラは中国、チベットやシベリヤの海抜2300〜4,500mに自生しています。ミクロフィラとは「葉が小さい」という意味ですが、葉だけではなく、植物全体も本当に小さい。
展開する前の葉は小さくたたまれていて、赤ちゃんの手といったらいいのでしょうか、表現のしようがないほど可愛い葉っぱです。
 
私の所では3月と5月の二回花をつけました。
3月の時に比べると、5月はパセリのような開き具合の葉は完全に開き、数も多くなっています。花の大きさも3cmほどで、前より大きいような気がします。
3月に咲いた後、果実が大きくなって、色も灰色になって熟したように見えましたが、中は空っぽで単にふくれているだけでした。株に十分な体力がなかったのでしょう。
前が不稔果実だったので、また花をつけたのでしょうか。そうすると花芽はいつでもできることになります。状況に応じて、咲かせないでいた冬場に作った花芽を、再び成熟させるといったことをしているのでしょうか。
 
 
 
 
ブログ初出:2010/3

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