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Aquiregia eximia

キンポウゲ科オダマキ属

アクイレギア・エキシミア

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アクイレギア・エキシミアは花弁に見える萼が、まるで炎のように上側に反り返り、萼が無いように見えます。そのため、5枚の距が輪状についている、珍しい形のアクイレギアに見えます。ハチドリが蜜を吸いやすいように、このような形に進化したといわれています。

学名のエキシミアは「例外的な」という意味で、この花を一度目にした人は、他のアクイレギアと見間違うことはありません。

エキシミアはアメリカ西部の海岸地方に生息し、背丈は90cm近くになるということですが、私の所では30cmほどの小型です。
生息地や雄しべが長いという特徴から、
アクイレギア・フォルモサ(Aquilegia formosa)の亜種とされたりします。

しかし葉に特徴があり、フォルモサや他のアクイレギアのように、青緑色のつるつる(葉裏に毛が生えているものは多いですが)の葉ではありません。微毛の生えたツヤのない、ざらついた厚ぼったい葉で、色も暗い黄緑色をしています。もっと驚きなのは基部から生えている根出葉ですが、一番下の写真のような、アクイレギアとはほど遠い形をしています。
このような特徴から、花をつける前や双葉の時にアクイレギアだとわかる人は少ないと思います。
 
 
 
 
ブログ初出:2006/6

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