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コエビソウ(小海老草)

  ジャスティシアブランデジアナ

Justicia brandegeeana

キツネノマゴ科ジャスティシア

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メキシコ原産で、熱帯の低木ですが、この辺では屋外で葉を落とさず冬越ししています。
この赤いコエビソウは手入れもなにもされていないようですが、6月の始めから晩秋まで花をつけています。霜さえ降りなければ大丈夫みたいですね。

 

コエビソウの花は白い唇状花で、その外側を苞が重なりながら取り囲んでいます。
苞は初めは淡緑色ですが、成熟すると赤くなってきます。
赤いコエビソウには下唇弁のノドに2列の赤褐色の斑点があります。

 

下の私が白いと思っているコエビソウ、花は上の苞が淡緑色で、成熟しても緑が濃くなる程度です。
花に赤褐色の斑点がなく、全体の感じから、私には白いコエビソウに見えます。
園芸名を「イエロークイーン(Yellow Queen)」と呼ぶので、黄色いコエビソウが正しいのでしょうか。

 

ところでコエビソウという名前の由来は、赤色の苞が曲がって垂れ下がっている様子がエビに似ているからだという意見が大勢ですが、この説に疑問を持たない人はエビを知らないんでしょうね(そんな人はいないと思いますが)。
私はこの花の名前を知った時、頭に見える花びらと、目玉に見える雄しべの組み合わせがエビの頭部にそっくりだと思いました。

異学名はベロペロネ・グッタタ(Beloperone guttata)で、以前は属名からベロペローネと呼ばれていました。

 

属名のジャスティシアは18世紀のスコットランドの植物学者のジェームズ・ジャスティス(James Justice:1698-1763 )さんに因みます。 

​また種小名ブランデジアナはアメリカの植物学者タウンゼンド・ブランデジー(Townshend Stith Brandegee:1843~1925)さんに因みます。

 

 


ブログ初出 2007/11
夏・秋・冬
花色:青

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