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クレロデェンデュルム・ウガンデンセ

Clerodendrum ugandense

シソ科クサギ属

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クサギ属は世界に広く分布し、150種とも450種とも言われています。
クサギ属1990年代にクマツズラ科からシソ科に移されています。

 

ウガンデンセという種小名から推測できるようにアフリカ・ウガンダに自生する熱帯性のクサギの仲間です。
成長すると3mにもなり、蔓性がありますが、若い株で鉢花の時は蔓の感じはしません。
幅1.5cmほどのツートンカラーの青い清楚な花が房状に咲きますが、10cmほどある葉が花の大きさとのバランスを崩しています。

 

ウガンデンセの4本の雄しべ花は、開きかけの時には花の中心部にありますが、日が経つにつれが湾曲しながら花冠から突き出てきます。
葯の色も縞の入ったブルーから茶色くなっていきます。雄しべが伸びきったところで、先に伸びていた雌しべと再会します。
めでたく受粉すると雌しべの先が2つに割れます。面倒なプロセスですね。
写真は、時間的に下から上に開く様子を表しています。

花の中央に白い毛が生えています。

 

属名クレロデンデュルムは「運命 cleros」+「樹木 dendron」に由来するそうです。日本語で言えば「運命の木」です。セイロン島(現スリランカ)の2種類を「幸運の木(arbor fortunata)」「不運の木(arbor infortunata)」と呼んでいたことに因んでつけられました。
 

 

 

 


 
ブログ初出:2009/6
夏〜秋
花色:青

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