
Cyclamen mirabile
サクラソウ科シクラメン属
シクラメン・ミラビレ
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シクラメン・ミラビレはトルコ南西部の杉の林間や灌木地に自生しています。シクラメン・キリキウム(Cyclamen cilicium)グループに属しています。
葉は花と同時に現れることもありますが、花後に現れることの方が多いようです。葉は広いハート型でモミの木模様があります。
葉縁は浅い鋸歯があります。若い葉は葉裏の赤い色素が表にしみ出し、ピンクに染まることがよくあります。モミの木模様と相成って好まれます。
近縁のシクラメン・インタミナツム(Cyclamen intaminatum)やシクラメン・キリキウムは葉縁が滑らかか波打っています。
シクラメン・ミラビレは秋に花を咲かせる種類で、ココナッツの香りがするピンクの花が典型色ですが、白から濃いピンクまでの花を咲かせます。
花弁の反転部にマゼンタの沁模様がついています。近縁のシクラメン・キリキウムには斑点がありますが、シクラメン・インタミナツムにはありません。花弁の先端は、牙歯状の切れ込みがあります。シクラメン・インタミナツムにも花弁歯がありますが、シクラメン・キリキウムにはありません。
チャーミングなシクラメンなので王立園芸協会のガーデン・メリット賞を獲得しています。
ミラビレはドイツの植物学者のヒルデブラント(Friedrich Hermann Gustav Hildebrand:1835–1915)さんによって1906年に命名されました。
ヒルデブラントさんはシクラメン・ヒルデブランディ(Cyclamen hildebrandti)にその名を残し、1898年にCyclamen libanoticumを、1901年にCyclamen pseud-ibericumを命名しています。
種小名ミラベルはラテン語で「驚くべき、奇跡の」という意味です。
ブログ初出:2007/11
秋
花色:ピンク・白


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