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Viola apoensis

スミレ科スミレ属

​ビオラ・アポエンシス

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フィリピンのミンダナオ島のアポ山(標高2954m)、ルソン島ダタ山(標高2310m)やインドネシア・ニューギニアの山地に自生する南方系の多年草のスミレです。

丸形やスプーン型の明るい緑の葉は緩い鋸歯があり、短毛が粗く生えています。匍匐枝を延ばして広がっていきます。
ツクシスミレ(Viola diffusa)によく似ており、Viola diffusa subsp. apoensisという異学名もあります。ツクシスミレよりやや小さい感じです。
またViola diffusa subsp. tenuis という異学名もあり、ヤマツクシスミレ(Viola tenuis)にも似ています。しかし葉の大きさは一回り小さいサイズで、それ故毛が目立つように思えます

花はツクシスミレやヤマツクシスミレほどピンクがかっておらず、薄い青紫色で、緑がかった白っぽさが残っています。

種小名は採集された地名のフィリピン・アポ山に因みます。
アメリカの植物学者、植物収集家のアドルフ・エルマー(1870-1942)さんが1915年に命名しています。エルマーさんは1904年から1927年にかけてフィリピン、ボルネオ、ニューギニアで広範な植物採集を行い、1500種以上の植物を発表しました。

 


 
ブログ初出:2020/4
春〜夏
花色:青(白〜藤色) 

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