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Aquilegia pyrenaica ssp. cazorlensis
キンポウゲ科オダマキ属
アクイレギア・ピレナイカ・カゾルレンシス
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アクイレギア・ピレナイカの亜種はディスコロルを始めとして3種ありますが、みんな同じ種類?どうして亜種?と思うほど姿、形が違っています。
ピレネー山脈はフランス側のゆったりした花崗岩の山並とスペイン側の氷河で削られた険しい石灰岩地からなり、場所場所で適応しながら発達しなければ生き延びることができなかったのでしょう。
スペイン側に分布しているアクイレギア・ピレナイカには基本種と異なる特徴を示します。アクイレギア・ピレナイカの亜種には、
ピレナイカ・カゾルレンシス(Aquilegia pyrenaica ssp. cazorlensis)
ピレナイカ・ディスコロル(Aquilegia pyrenica ssp. discolor)
ピレナイカ・グアレンシス(Aquilegia Aquilegia pyrenaica ssp. guarensis)
が知られています。
アクイレギア・ピレナイカ・カゾルレンシスは亜種名となっているカソルラ山脈(Sierra de Cazorla )、特に海抜2036mのピコ・デ・カーバニャス(Pico de Cabañas)を中心にスペイン南東部(セビリアとコルドバの中間あたり)のさまざまな所に自生しています。
背丈は20cmほど、花は濃い紫です。15mmほどの太短い距はやや内側に反っています。アクイレギア・ピレナイカは距は細く、繊細ですが、距の様子が少し違っているようです。
この花の種子はアクイレギア・カゾルレンシス(Aquilegia cazorlensis)として手に入れたものです。
ブログ初出:2010/4
春
花色:紫
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